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北原ミレイ – 春 lyrics

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その夜も父は 深酒のんで
正体もなく 帰って来た
正月ま近い 寒い冬の出来事
悪い酒に酔った父が母をなぐった
ぼくはそんな父を
とめるつもりだったが
思わず自分の足もと見ると
愛する親父が 倒れてた

酒のむ父の気持ちもわかる
どうにもならぬ 世の中に
生きてるつらさを
そうさぼくも知ってた
なのにぼくは無我夢中で父をなぐった
それはまるで綿のように
やわらかかった
ちいさな僕にも かなわないほど
親父の心は 疲れてた

壁をたたき闇に叫び 涙をながす
何がぼくをあんな風にさせたのだろう
冷たく重たい 悲しみ抱いて
見上げる小窓の 外は春



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