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eversolitude - withered summer lyrics

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withered summer lyrics
伸びる影法師 初めから届かない陽炎に近づくだけ
溶けた氷 2度と戻ることのできない どうして?
さざめく人の音 かき消して一人 日々色あせてく手を見る虚しさ

掴めそうで掴めない 心底呆れる
ゆるく痛んで途切れた 蝋燭が消える瞬間
時間が無いと言い張って 日陰を探した
蝉の抜け殻が愛おしく見えたんだ

屠る指先 全て壊して 瞳を染める 紫の空
八日目の蝉が喉を枯らして
空と大地を繋げる頃

伸びる影法師 初めから届かない陽炎に近づくだけ
帯びる熱はどこか懐かしく頬を撫でてる
焼け落ちる空に 身を投げるように
月の眠る夜 手をかざす ひとひら

波がさらってく 足跡のように 温い風ごと 私を消して

伸びる影法師初めから届かない陽炎に近づくだけ
物語に結末はなくたっていいよ
破ったページが宙を舞ってふわり うやむやになってさ
でも もういいよ

伸びる影法師 初めから届かない陽炎に近づくだけ
帯びる熱はどこか懐かしく頬を撫でてる
錆びつく心臓 揺らめく残り火
終わりが来るなら 陽が沈む前に
もう帰ろう もう帰ろう 忘れてしまう前に
もう眠ろう もう眠ろう 陽が沈む前に

伸びる影法師

痛みを知るからこそ隔たっていく壁
悲しみを知るからこそ鋭くなる切先
心は風化して触れるたびに崩れていく
いっそ夏の暑さに溶けてしまいたいと願った
セミの声にかき消されたいと思った
空に駆け出す足だけが動かない
無常にも続く時の中で 私は陽炎のようにゆらゆらと漂っていく



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