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中恵光城 - 祭の夜に lyrics

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社の中 提灯の灯がゆらゆら
非現実に心地よく包まれて
子供のように浮ついて手を繋げば

喧騒すら耳には届かない

金魚すくい アイスキャンディー 射的に夢中になって
ぼくらみたい 口の中で刹那 溶け行く綿飴(さとうがし)

呑めや歌えやと祭囃子 闇を振り払うように
時よ止まれよ 夜が明けぬように 所詮夢と云うなら
今は笑え 歌え

お狐様、今日だけは化かさないで
現実にはまだ戻りたくはない
大人のフリしてるけど 本当はさ
心はまだ未熟なままなんだ

たったひとつ伝えたいのに その言葉飲み込んだ
ぼくらはもう知ってるんだ 口に出来ない感情を

呑めや歌えやと祭囃子 色とりどりの灯り
全てを乗せて 夜空に咲いた 百の打ち上げ花火
どうか天へ 届け

呑めや歌えやと祭囃子 闇を振り払うように
時よ止まれよ 夜が明けぬように 所詮夢と云うなら
いつかこの心も この景色も 忘れていくのだろうか
不安の影を 掻き消すように 瞬間(とき)を刻み込むように
今は笑え 歌え



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