
小南泰葉 - 傷 lyrics
小さな深い湖で 大好きだった君を
畔で君は僕を歌ったんだ
隣で僕は君を見ていた
すれ違う夜の風は
三角座りしたままの
僕の身体を切っていく
うずくまって
疼く湿っていく壁の染みが
傷付けて欲しかった
最後まで傷付けて 最後まで気付けなかった
爪先を立てて 同じ景色を見ていた
側に居たくて でも痛くて痛くて
君は骨の髄まで蝕んだ
もう消えはしない
押し殺して欲しかった
火の輪をさぁ今くぐろう
闇に沈んで迷子になろう
遠く遠くなっていく君へ
“あの日々が人生でいちばん幸せだった”なんて
死んでも言ってあげないよ
この細胞この皮膚に消せないや 君が
傷付けて欲しかった
気付いていて欲しかった
傷付けてた僕も
傷付いた心癒すのは時間じゃない
僕は三途の畔で待ってるよ
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