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新東京 (shintokyo) - morning lyrics

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[intro]

[verse 1]
昨日締め忘れたカーテンの隙間に 分厚い灰色が顔を覗かせた
目を開けて起き上がったその時から 闇雲に時間を消化し始める

[pre+chorus]
込み上げる嗚咽を静めて水を飲んだ
溶け込むカルキでやっと、落ち着きを取り戻す
グラスを照らした形の無いマチ針の1番鋭い時間に

[chorus]
柔らかく、脆い 指先から朝に溶けて
何処と無く、痛い 夜の残り香に微睡んでいたいのに

[interlude]

[verse 2]
金属よりも重いあの灰色は ふと気付いた頃には姿を消して
渇ききった花は風に吹かれて みすぼらしく床に散っていったんだ

[pre+chorus]
グラスの水は半分ほど弾けてしまった
溶け出すカルキはつまり、血液と結びつく
恵みの雨が落ちアスファルトの熱を拭って宙を浮遊した
[chorus]
暖かく、ぬるい 大気が肌に絡まって
限りなく、深い 朝の奥底に潜んでいたいのに

[interlude]

[chorus]
鮮やかで、苦い 果実を舌で転がして
なんとなく、近い 空にかの想いを馳せた

柔らかく、脆い 指先から朝に溶けて
何処と無く、痛い 夜の残り香に微睡んでいたいのに

[outro]



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