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遠藤正明 (masaaki endoh) - vital lyrics

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[遠藤正明「vital」歌詞]

鍵をかけた 虚構と
捨てられた 未来が
手を伸ばして 触れた『今日』

静脈を冷やした 鼓動を
静寂に 響かせていく
焦燥感を かき消す様に

この手を伝う 一本の孤独は
人の色が 褪せたままで

下らない 言葉と
正体不明の 運命が
冷えたナイフに 理由を付着(つけ)ていく

真っ白に透けた 羽根を閉じたまま
翳した手から 滲む血が零れる

真っ青に揺れた 瞳に映ったのは
酷く静かな 鼓動

転げ落ちて往く
この意味の 出口(ゴール)まで
耳を打った 嗚咽と
決められた 未来を
踏み潰して 染まる『今日』

何万と積もった 懸念を
線状に 切り裂いていく
正しさを 叫ぶ様に

この手を濡らす 結滞な緋の色
人の熱を 帯びたままで

拭えない 痛みが
正体不明の 後悔が
ちゃちな法則を 壊し始めていく

ああ 真っ向から触れた 傷は裂けたまま
霞んだ目には 虚しさが微笑む

真っ青な憧憬が 照らし出したのは
酷く静かな鼓動

導かれて往く
この意味の結末(ゴール)で
微かに揺れる 約束へ

穢れた この手を
逡巡な この心を
純粋な 祈りを
単純な 言葉のまま

誓う 誰が赦さなくとも

真っ白に透けた 約束の意味が
翳した手から 頼りなく輝く

ぽっかりと空いた 胸を満たしたのは
酷く 些細なこと

真っ白に透けた 羽根を閉じたまま
翳した手から 滲む血が零れる

真っ青に揺れた 瞳に映ったのは
強く確かな 鼓動

転げ落ちて往こう
この意味の 顛末(ゴール)まで



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