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moreru – 季節 (kisetsu) lyrics

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近所の公園で本を燃やした
書かれていたのは全て過去のことだった
空気は揺らめいて文字が飛び回る
それがうるさくて耳を切り落とした
その次の日 私は図鑑に射精した
世界は白く塗り固められた
見ていることしかできないあなたは時計のように存在している

気が狂うほどに蒸し暑い夏の日
この街からは出られないとわかった
1999年に世界は終わって今は軋みながら時を刻む歯車
飛蚊症の季節
眼球の裏に卵を産みつけられた
その虫の名前は

拝啓
そこから筆の進まない手紙
言葉にするようなことは何も起こらない
時間の止まったこの街では彩度の高い景色が目に痛い
写真はモノクローム
飛蚊症の季節
眼球の裏に卵を産みつけられた
その虫の名前は私の持っている図鑑ではわからなかった

気が狂うほどに蒸し暑い夏の日
錠剤が減ったのを見て時間の経過を知る
図書館の窓は開け放たれていて、生ぬるい風があなたの前髪を撫でる
頬杖をついているから真似しようと思ったら矯正器具が歯茎に刺さって血が出た
1999年に世界が終わってもあなたは本を読み続けていた
誰か 医者は
この街を撃ち落とせる医者は

誰か 自殺者は
あの夏を止められる自殺者は

どこの神だ
俺を作り
あの日
あの場所へ

新地公園
首吊るaを
俺に見せた
お前の名前は

季節、三振、再審判
みころも霊堂、洗面台
季節、三振、再審判
ひまわり、棺桶、再審判

近所の公園で本を燃やした
書かれていたのは全て過去のことだった
空気は揺らめいて文字が飛び回る
それがうるさくて耳を切り落とした
その次の日 私は図鑑に射精した
世界は白く塗り固められた
見ていることしかできないあなたは時計のように存在している



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