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新東京 (shintokyo) – gerbera lyrics

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[intro]

[verse 1]
差し伸べた手から伝う音を聴いて
雨の降り止まない街で傘をそこらに捨てて
漕ぎ続けた銀輪は大気を二つに裂いて
街に色とりどりの花を充満させる

[pre+chorus]
羽ばたいてみたい 涼しげなあの空
雨上がりを報せる鳥達
美しさの連続が明日の私を象る

[chorus]
ガーベラの花が重なり
淡く染まった窓辺に春のような音が響く
肌をつたった微熱と冷えたコロンの残り香で
熟れた花の粒に満ちる

[interlude]

[verse 2]
冷たい水を口に少し含んだ
淀んだ空気が浄化されている気分で
履き潰したローファーで大地を二つに裂いて
花は色とりどりの雫を肌に纏わせる
[pre+chorus]
漂っていたい物憂げなあの空
雨上がりに街を揺らす木々達
忘れかけた感覚が私の身体を包んで

[chorus]
ガーベラが部屋に溶け切り
モノクロの日々が次第に夜更けへと色づいていく
青白い月の明かりが 伸びかけた葉の先に差し
熟れた花の粒に満ちる

[interlude]

[chorus]
街はついに寝静まり
回るレコードは動きを止め
息を吸い そっと深く目を瞑った

[chorus]
ガーベラの花が視界に
黄色い夜雨を降らせて私の心を洗う
雨の落ちる仕草さえ鮮やかな色に満ち
夜を花の粒が駆ける

[outro]



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